コンテンツ制作事業、メディアの編集企画、企業コンサルティングを手がけるデータモーション(大阪市西区北堀江1、TEL 06-6536-4005)が「料理写真撮影」のデジカメ教室を開いている。
プロのカメラマンが講師となり、デジタルカメラで料理写真を撮影する際の技術向上を目指すもの。5月にスタートした東京教室(東京都新宿区)での好評を受け、大阪での開催が決まった。大阪教室では大阪で広告写真などを手がけるカメラマンの野村浩二さんが講師となり、講義と実践でレクチャーを行う。
現在の講習は2コース。個人のブログやホームページでの料理写真の掲載を希望する人が対象の「Aコース」と、自宅や店舗などで照明を使いながら撮影したい人が対象の「Bコース」。Aコースはデジタルカメラは持っているものの有効に使えていなかったり、露出補正やホワイトバランス・感度の設定をしたことがない人向け。Bコースはそうした設定を使ったことがある人で、さらなるステップアップを希望する人向け。所要時間は、Aコース=講義1時間・実技30分、Bコース=講義1時間・実技1時間。
野村さんは講義で、「カメラで写真を撮ろうと思うと、たくさんのことに目がいくようになる。それはすごくいいこと。シャッターを押したときの印象は、ずっと覚えているもの。これをきっかけにもっと写真を楽しんでもらいたい」と話す。
Aコース受講者の一人は「今まではただシャッターを切っていただけだったが、新たな使い方がわかってうれしい」と話した。自分で通販サイトを運営しているという女性は「写真は他人任せでわからなかったが、これから自分で撮っていこうと思う」と意欲をみせる。
定員は各コース8人。開講日はサイトで確認できる。受講料(現在は特別料金)は、Aコース=5,250円、Bコース=6,300円。事前申し込みが必要で、申し込みはファクスとメールで受け付けている。