心斎橋のアップルストア(大阪市中央区西心斎橋1、TEL 06-4963-4500)に12月9日、アップルiPod担当(ワールドワイドプロダクトマーケティング)の担当者ショーン・エリスさんが来店し、iPhone・iPod touchの機能や楽しみ方について話した。
iPhoneとiPod touchは現在、世界で約5千万台を販売。同社が運営する「App Store」からアプリを入手できる。利用者にとって店舗に行くことなくアプリを入手できる利点があるとともに、開発者にとっても、カートリッジや流通経路を気にせず開発できるというメリットがある。
エリスさんはアプリについて、3つの便利な活用や楽しみ方を話す。
1つめは旅行。iPhone・iPod touchのみで、国内外の空路や路線、ホテルの検索・予約が可能になる。また旅行先で使う各国語の例文を表示したり実際に発音させたりすることもできるほか、旅行ガイドブックとしてのアプリも作られている。
2つめはショッピング。シャネル、コーチ、ドルチェ&ガッバーナなどの有名ブランドがアプリを公開していて、最新のブランド情報を入手できる。プレゼント用に性別・年代別で商品を検索できたり、いろいろな商品の値段を比較するアプリもある。
3つめはゲーム機としてのiPhoneやiPod touchの特徴を紹介。「ゲーム分野が一番急成長している」と話すエリスさんは、実際に新発売されたものや近日発売予定のものを用いて実演を行った。同機搭載の加速度センサーは左右と手前・奥への傾斜を読み取ってゲーム内容に反映させる機能。レースゲームでは同機を左右に傾けながらハンドルを切り、シューティングゲームでは画面内のコントローラーや銃を指で操作しながらゲームを攻略した。
エリスさんは「ゲームの購入もApp Storeを利用するので、店頭でパッケージを購入する必要がない。友だちとの対戦も可能だし、あらゆる種類のゲームに対応することができる。加速度センサーとタッチスクリーン、さらに無線LAN機能という組み合わせが、iPhoneやiPod touchのゲームに無限の可能性を持たせている」と話した。