大阪・御堂筋のシンボル「イチョウ」の木をイルミネーションで装飾することで、光の街としてのにぎわい作りを目指す「御堂筋イルミネーション」が12月12日からスタートしたのに合わせ、南海なんば駅前にもイルミネーションが登場した。
高島屋大阪店となんばマルイの間にある駅前広場に登場したのは、4本のクスノキを光のゲートに見立てたイルミネーション。「御堂筋イルミネーション」を主催する大阪府から発光ダイオードの電飾を借り受け、南海電鉄や地元商店街などが設置した。
9月に南海ターミナルビルのライトアップを行った際に、新聞記事を見た大阪府の担当者から南海側に「難波駅前でもイルミネーションを行ってみないか」と打診があり、実施を決めた。難波駅に隣接する戎橋筋商店街振興組合、なんば南海通商店会、なんさん通り商店会にも呼びかけ、南海電鉄、南海都市創造の5者が協力して取り組む。
南海電鉄難波街づくり推進室の和田真治さんは「街がきれいになり、御堂筋の流れが難波までつながると良いと思った」と話す。「今後も街や行政とのコラボレーションを推進していきたい」とも。
点灯時間は17時~23時。来年1月31日まで。