千日前商店街に12月7日、「作ノ作(さくのさく) 千日前店」(大阪市中央区難波1、TEL 06-6212-3739)がオープンした。
同店は10月まで宗右衛門町で店舗を構えていたラーメン店。カウンター5席のみの店舗でありながら、ネットや口コミで話題が広がり人気を集めている。移転先の千日前店は、ラーメン店が軒を並べる激戦区。新店舗はカウンター11席で食券方式を導入した。
メーンメニューは、豚骨スープがベースの「醤油ラーメン」「塩ラーメン」(各700円)「味噌ラーメン」(750円)。あっさり味のキムチを使った「キムチラーメン」(800円~)や、チャーシューを丼いっぱいにしきつめた「チャーシューメン」(900円~)。大盛り無料。スープは18時間以上かけて仕込むほか、冷めにくいラーメンを提供するため、脂を活用して湯気を出さない工夫などを行っている。
店主の「おすすめ」はチャーシューメンにキムチとネギをのせた「醤油キムチチャーシューメン」(1,000円)。「提供しているのは昭和30年代のラーメン。合わせて店の内装もレトロな雰囲気に統一した」と話す。国産黒豚のみで作ったチャーシューや、無添加の生麺、日本人の舌に合わせたたあっさり味のキムチ、鹿児島産黒豚のスープなど、食材にも店主のこだわりを取り入れている。「お客さまに100%受け入れられるラーメンは難しいが、できるだけ(それを)目指していきたい」とも。
営業時間は11時~翌7時。