南船場で「ロハス」カルタ展-デザイナー47人が47札描く

会場には47組のかるたが並ぶ

会場には47組のかるたが並ぶ

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 南船場のギャラリー「ペーパーボイス大阪」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6262-4540)で現在、企画展「ロハスなピクトカルタ展」が開催されている。

古紙で作った名刺型のかるたは持ち帰り自由

 同展は、タイポグラフィを発展させるために発足し、デザイナーなど200人以上が所属するNPO法人「日本タイポグラフィ協会」(東京都中央区)が主催するもの。これまでにもさまざまな企画展を開催しているが、「よりテーマにメッセージ性があり、文字を『見て、触れて、感じて』もらえる展示会にしよう」と今回新たに企画した。

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 「自分にも環境にも優しいスローライフ」という意味での「ロハス」をテーマに、コピーライターと書道家が「いろは」47音の読み札を制作。絵柄は、47人のデザイナーがそれぞれ担当する読み札の詩を「ピクトグラム(=絵文字、絵言葉)」で表現した。札には古紙を使用し、使用した色も白と黒(名刺型は白と緑)のみ。絵柄と文字も懐かしさと素朴さを感じさせるデザインで、素材からデザインまで「ロハス」なかるた作りにこだわった。

 かるたをモチーフに選んだ理由について、企画した同協会西部研究会委員会の委員長でアートディレクターの西村雄樹さんは「かるたは誰もが一度は遊んだことのある『文字遊び』の原点」だと感じ、「若者の活字離れなどが取り上げられている今、かるたを通して楽しく文字に触れられる機会を提供したいと思った」と話す。来年以降もテーマを変えながら毎年カルタ展を続けていきたいという。

 家族や友人と一緒に楽しい時間を共有できるかるた遊びの醍醐味(だいごみ)を味わってもらうため、名刺型のかるたは持ち帰り自由にした。「一人ひとり心に響くかるたは違うと思うので、まずは会場で見て、感じて、家に持って帰って遊びながらたくさん触れてほしい」と西村さん。

 開催時間は9時~17時(最終日は16時まで)。土曜・日曜・祝日定休。2月10日まで。

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