名作映画50本を1年間上映する「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」が2月6日、難波の「TOHOシネマズなんば」(大阪市中央区難波3、TEL 06-6633-1040)をはじめ全国25館でスタートする。
同企画は「映画の黄金時代」と言われた1950~70年代を中心とした作品50本を、全国映画館の午前10時からのプログラムで一斉に上映するもの。50本の映画はすべてニュープリントされたもので、1作品1週間のローテーションで1年間実施する。選定委員にはおすぎさんや小泉今日子さん、戸田奈津子さん、三谷幸喜さんらが名を連ね、一般公募で投票された人気作から50本を厳選した。
上映作品は、「ローマの休日」「スティング」「明日に向って撃て!」「昼下がりの情事」「雨に唄えば」「ウエスト・サイド物語」「ニュー・シネマ・パラダイス」「ゴッドファーザー」「ショーシャンクの空に」「2001年宇宙の旅」「羊たちの沈黙」など。一般公募者からは「大作はやはり昔ながらのスクリーンで見たい」「自宅ではもったいない名作ばかり」などの声が寄せられているという。
「ラインアップ中のほとんどの映画をスクリーンで見た」というTOHOシネマズなんば支配人の横田浩嘉さんは「スクリーンで見た映画は、どの劇場かも含めて記憶に残るもの」と話す。「若い方はテレビでしか見たことのない作品が多い。この機会にニュープリントのきれいな状態で、スクリーンで楽しんでほしい」とも。
料金は、大人=1,000円、学生・子ども=500円。