中国創作料理店「シノワーズ厨花 なんばパークス店」(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6641-5858)は2月21日より、松蔭高校(神戸市灘区)の女子高生とのコラボレーションにより開発したコースメニュー「地球の母」を期間限定で提供する。経営は、「大阪王将」「よってこや」などの飲食チェーンを展開するイートアンド(中央区)。
地球温暖化、貧困、食料問題など地球上のさまざまな問題を学び、先進国の生活スタイルを見直したうえで、街に出ていき身近なアクションを呼び掛けていく「ブルーアースプロジェクト」を展開する同校は、「ウォームビズ啓蒙活動」「フェアトレードイベント」などの活動に、企業とコラボレーションしながら取り組んでいる。今月28日に西宮市内の商業施設でドギーバッグの配布イベントを行うにあたり同校から同社に協力依頼があり、同社が展開する「シノワーズ厨花 なんばパークス店」でもコラボメニューを提供することになった。
21日から同店で提供するコースメニューは、「女子高生が考える“人と自然に優しいコース”」をテーマに学生からメニューを募集し、学内選考を経て今月15日に決定したもの。地産地消を意識した新鮮な野菜を使ったヘルシーなコースで、「食べ過ぎない」ことを考えたランチメニュー。「海藻の生春巻き仕立て」「きのこ、きくらげ、春雨の中華風スープ」「カブの肉詰め」「五穀米の中華粥」「かぼちゃのクリームブリュレ」の5品で、料金は1,980円。
同社レストラン営業本部の志賀恭行さんは「高校生が考えるメニューは、最初はコストが高く現実味のないものだったが、ディスカッションを重ね食材を変えながら完成させた」と振り返る。
同メニューはランチタイム(11時~15時)限定で提供する。3月31日まで。