南堀江のギャラリーで企画展-デザイナー北川一成さんの作品展示

来館者の動きに反応して動く「インタラクティブな空間」

来館者の動きに反応して動く「インタラクティブな空間」

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 南堀江の「dddギャラリー」(大阪市西区南堀江1、TEL 06-6110-4635)で現在、企画展「北川一成」が開催されている。

北川さんのオリジナルキャラクター「きいちゃん」も

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 1965(昭和40)年兵庫県生まれの北川さんは、1987(昭和62)年筑波大学でグラフィック・デザインを学んだ後、GRAPH(兵庫県加西市)でグラフィックデザイナー・アートディレクターを務める同社のヘッドデザイナー。「コミュニケーションデザイン」をコンセプトに、企業のブランディングからアーティストのビジュアルまで幅広くデザインを手掛ける。1996年のJAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)新人賞をはじめ東京TDC賞など受賞歴多数。

 同展は、YODギャラリー(北区西天満4)など関西の4つのギャラリーで北川さんの個展を同時開催する「MULTIPLE IMPACT=Issay Kitagawa」の第1弾として開催するもの。北川さんのタイポグラフィ作品が来館者の動きに反応して動く「インタラクティブな空間」に作品を展示する。「展」がつかない「北川一成」としたタイトルには、「来館者との相互作用によって変化する『わたしの作品でありわたしの作品でない』展示」であること、「個展という以上に、賛同し協力してくれた企業や大学とのかかわりがあって実現した」という思いを込めた。

 「予想外のことをすることによって面白さが生まれる」と話す北川さん。今回もわざと「バグ」のような動きをプログラムに入れ、「心に響く」展示を目指した。「インタラクティブな空間で、自由に作品を体感してもらえたら」とも。

 開館時間は11時~19時(土曜は18時まで)。日曜・月曜・祝日定休。入場無料。5月12日まで。

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