「70年代のアメリカ」描いたコラボトート展示-アメリカ村のカフェで

参加アーティストのムートンチャックさん、キャブさん、ハンサムデザインさん

参加アーティストのムートンチャックさん、キャブさん、ハンサムデザインさん

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 アメリカ村のギャラリーカフェ「digmeout(ディグミーアウト) ART & DINER」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6213-1007)で現在、展覧会「digmeout × MSPC(マスターピース) COLLABO EXHIBITION」が行われている。

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 同展は、カジュアルバッグブランドの「マスターピース」と、FM802が主催するアーティスト発掘プロジェクト「digmeout」とのコラボレーションで誕生したトートバッグと、参加アーティストのCAB(キャブ)さん、handsome design(ハンサムデザイン)さん、Mouton Chuck(ムートンチャック)さんのアート作品を展示するもの。

 3人はdigmeoutが推薦する「digmeout RECOMMENDED」アーティストとして、それぞれフリーで活躍しており、「ジャンルも手法も異なる人が集まるdigmeoutのプロジェクトに関わることで、他のアーティストとの出会いや交流が増えた。いい意味でお互いがライバルであり、学校の先輩や後輩の集まりに近い。時には世間話からコラボレーションが生まれたりすることもある」とその魅力を語る。

 digmeoutとマスターピースのコラボバッグ制作は今回で3回目。これまでのメッセンジャーバッグから「女性にも持ってもらいやすい」トートバッグに変更、価格もこれまでの半分の7,875円とした。提示された「70年代のアメリカ」というテーマに対し、ハンサムデザインさんは、ヒッピーなど当時の音楽からヒントを得て、山のふもとで音楽を奏でているデザインを、ムートンチャックさんは当時の車や洋服などを一面に散りばめたグラフィックを、キャブさんは趣味だという競技用自転車BMX(ビーエムエックス)の当時の型に乗ったキャラクターをそれぞれ描いた。

 同時展示するアート作品は、コンピューターグラフィックスで描いたハンサムデザインさん、全て手作業で切り絵作品を制作したムートンチャックさん、鉛筆で手書きした絵にコンピューターで色付けしたキャブさんと「3人3様の手法の違いにも注目してほしい」と同店マスターの古谷高冶さん。

 「作品がバッグなどに商品化されることの一番の魅力は、購入した人の身近に置いてもらえる、その人の生活の一部になること」と口をそろえる3人。古谷さんは、「個人で活動していると限られてしまう『作品が形になる機会』をdigmeoutでどんどん提供していきたい」と話す。

 営業時間は11時~翌3時(土曜・日曜・祝日は24時間営業)。5月16日まで。

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