京田クリエーションが運営する「ギャラリーホック」(大阪市西区南堀江3、TEL 06-6535-1653)で9月12日より、女性デザイナー2人によるイラスト・写真展「女心と秋の空」が開催されている。
同展は、同社のデザイナーでイラストを担当する米澤美紀さんと写真を担当する坂本真知子さんのコラボ展。「食欲の秋」から連想したという「おむすび」を軸に、数分で変化する「秋の空」と気まぐれな「女心」を描いた写真とイラスト、モチーフを展示している。
「手で握って作る「おむすび」は真心の象徴でもある」と話す2人の同展でのユニット名は「おむすびガールズ」。作品は、坂本さんが制作した「おむすびの歌」とともにストーリー状に並べられ、「夏が終わり、涼しくなっていく秋の切なさを表現した。普段の仕事では、クライアントの思いや希望を形にすることが多いが、展示には自分たちの思いを詰め込んだ」(坂本さん)。
「ギャラリー内のレイアウトは『ラフさ』を大切にするために、大枠をあらかじめ決めただけで、そのほかは展示しながら決めていった」(米澤さん)という。「今回は、自分たちの思いを込めるとともに、いろいろ自由に感じてもらえる展示になっている。見る人の解釈によってたくさんの感じ方があるので、何かを感じてもらえれば」(同)と話している。
開催時間は12時~19時。日曜・祝日は定休。26日まで。