古着店を展開する「ウィゴー」(大阪市中央区)は9月10日、「W WEGO VINTAGE(ダブリュー ウィゴー ビンテージ)」のネットショップを開設した。
同社は1994年、大阪・アメリカ村の「小さな古着屋」からスタートし、10代20代の「若者」を対象に、「低価格でおしゃれを楽しんでもらいたいという思いから、ストリートの『今』に着眼した商品展開を進めてきた」(同社)。現在では「LOVE'S WEGO」「WG」などのさまざまな業態の店舗を、全国に70店舗以上展開、2006年度の売り上げは69億円に上る。
「W WEGO VINTAGE」は、「大人も着られるデイリースタイル」をコンセプトに、古着から新品までの「最上」のアイテムを取りそろえるセレクト型のショップ。「名称の『W』は『最上』を意味する」(広報担当者)という。2006年4月のなんばパークスへの出店を皮切りに、2号店を大阪・茶屋町、2007年9月には東京・池袋へ3号店を出店している。
「W WEGO VINTAGE」では、同社のこれまでの主要顧客層である15歳~22歳に比べ、高めの22歳~30歳の「大人の男性」にターゲットを絞り、商品価格帯を3,900円~12,800円と少し高めに設定。「最上の商品を新たな層へ向けて発信することにより、WEGOのストアコンセプトである『古着と新品の融合(ミックス ユーズド)』をさまざまな層へ提案していけるようにと考えている」(同)という。
ウェブショップではメンズ古着をはじめ小物、同社オリジナル商品、セレクト商品を販売、ブランドは「F.O.B」「BARNS」「KELEN」「DOVETAIL」「TOUGH」などを取り扱う。