なんばパークスで5月29日、ファッションショーとゲストに俳優の塚本高史さんを迎えたトークショーが行われ、約500人が会場に詰め掛けた。

ファッションについて話す塚本高史さん

　約35分間行われたファッションショーでは、なんばパークスが「この夏にすすめる」男女ファッション38スタイルを提案した。参加したのは、「シップス」「アメリカンラグ シー」「ル ドーム エディフィス エ イエナ」「ダイアリー」と「ジジ スプーン」「ジョンブル プライベート ラボ」「ストール」「フランクリン＆マーシャル オオサカ」「印（イン）」の9店舗で、いずれも3月に出店した店ばかり。南海都市創造流通営業部・主任の金澤富士男さんは「3月のリニューアルで新たに出店した店を紹介する場として、たくさんの人に見てもらえる公開ファッションショーを企画した」と話す。

　ショーの後は、塚本さんが、「ぜいたくな撮影だった」という北野武監督の「アウトレイジ」での撮影現場の様子や大阪の印象、ファッションについて15分間にわたりトークショーを行った。「何度かファッションショーでウオーキングをしたことがあるが、ここは通路が細くお客さんとの距離が近い。よく落ちないで歩けるね」と出演モデルに感心していた。自身のファッションにはあまりこだわらないという塚本さんがこの日、「自前」だというチェックの青いシャツとジーンズ姿で登場。女性のファッションについては、「その人が好きなものを、自分なりに着こなしている姿がすてきだと思う」と話した。

　イベント終了後、優良顧客の「プレミアム会員」45組90人を無料招待して行われた立食式の「プレミアムパーティー」に出席した和泉市在住の田所さん親子は「月に3、4回はなんばパークスに買い物に訪れる」という。ショーについては、「初めてのショーだったので面白かった。紹介されていたのも普段着られるような洋服ばかりだったので、とても参考になった」と感想を残した。