南堀江で「岡本太郎 版画展」-来年の生誕100周年に先駆け開催

来年の生誕100周年に先駆け、版画作品など17点を展示する

来年の生誕100周年に先駆け、版画作品など17点を展示する

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 南堀江のギャラリー「TEZUKAYAMA GALLERY」(大阪市西区南堀江1、TEL 06-6534-3993)で現在、大阪万博「太陽の塔」で知られる芸術家・岡本太郎の版画作品を集めた企画展が開催されている。

リトグラフ「海辺の肖像」

 同展は、来年の生誕100周年に先駆け、「誕生から40年たった現在でも『街のシンボル』として市民に親しまれている太陽の塔を制作したこの大阪の地で、岡本太郎の魅力を味わってもらおう」と企画された。

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 会場では、1970(昭和45)年から~1980(昭和55)年にかけて制作された版画作品を中心に17点を展示する。「海辺の肖像」「ブラックフェイス」など12点の版画作品は、いずれも大きなキャンバスに描いた油絵を基に、サイズを縮小してリトグラフに仕上げたもの。そのほか、書家としての一面がうかがえる油絵3点も展示する。

 芸術とは「うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」(光文社「今日の芸術」)と説いていた岡本太郎。その作品の特徴は、まさに「ぶつかり合うような色を画面の中で爆発させた、見る人を落ち着かせないほどのエネルギー」と解説する同ギャラリー・アシスタントディレクターの宮下和秀さん。2006年ごろから再燃している「岡本太郎ブーム」の影響を受け、通常の展覧会に比べて「訪れる人の数も多く、若いファンの姿が目立つ」という。「作品からあふれ出るエネルギーを体感してもらえれば」と話す。

 開廊時間は11時~19時。日曜・月曜定休。今月26日まで。

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