心斎橋で企画展「カタリコとハリポテ」-「飾る雑誌」創刊記念で開催

「カタリコ」の魅力について語る鈴木大輔さん

「カタリコ」の魅力について語る鈴木大輔さん

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 心斎橋のタピエスタイルギャラリー(大阪市中央区南船場4、TEL 06-4963-7450)で現在、雑誌「カタリコ」の創刊を記念した展示「カタリコとハリポテ」が行われている。

表紙・裏表紙が一体となった“飾る雑誌”「カタリコ」

 カタリコは、「飾る雑誌」をコンセプトに今年4月に創刊。障害者のアート活動の支援を行う事業グループ「エイブルアート・カンパニー」所属のアーティストの作品を表紙・裏表紙に配することで、雑誌そのものをアート作品として楽しめるような工夫を施す。創刊号の表紙は同団体所属の秦美紀子さんの作品「フラワーハウス」が飾った。絵画のキャンパス風に加工され、別売の額と併用することで絵画作品のように展示することができる。

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 同誌アートディレクターの鈴木大輔さんは「情報を発信するだけではなく、人と人とのつながりを作る雑誌になってほしい」と話す。「電子書籍が台頭している現在、紙媒体が生き残るための方向性の一つとして、読み終わって捨てるのではない『飾る雑誌』を作ろうと考えた。普段アートに接する機会のない人にも気軽に触れてもらえることで、アートに興味を持つ入口になれれば」と期待を込める。

 同誌創刊を記念して開く同展では、エイブルアート・カンパニー所属の中村真由美さんが動物をモチーフにして作った張り子作品「ハリポテ」などを展示・販売している。同団体が昨年12月に心斎橋で開いた「プライベート美術館」の際に接点を持ったという同ギャラリーは、心斎橋に拠点を構えて今年で11年目。同展担当者は「今回のカタリコさんとの提携で、アートや障害などの社会的な問題にフォーカスした展示を行うことができた」と話す。

 会場では、張り子作品「ハリポテ」と雑誌「カタリコ」(1,000円)、専用額(スタンダード=5,600円、プレミアム白=1万500円、プレミアム銀=1万3,125円)を販売している。8月1日まで。7月17日・24日には中村真由美さんのワークショップも予定している。

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