そごう心斎橋本店(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6281-3111)の14階ギャラリーで9月26日より、「小樽ガラスの世界」展が開催される。
同展は、小樽商工会議所がブランド展開に取り組んでいる「Otaru Glass」製品を中心とした展示会で、「北一硝子」「ザ・グラス・スタジオ」「創造硝子工房」など小樽市内に工房を構える作家によるガラス工芸品が一同に並ぶ。関西での開催は初めてで、14工房が出品を予定している。中小企業庁のJAPANブランド育成支援事業の一環で、「小樽ガラスを海外に広めたい」(小樽商工会議所の山崎さん)という思いが込められている。
会場には、ガラス作家による工芸品のほか、JAPANブランド育成支援事業にてガラスの浮き玉色(青~青緑)を共通コンセプトに各工房が制作した試作品、工房や作家を紹介するパネルなどを展示、ガラス工芸品の販売コーナーを併設する予定。29日・30日には世界を舞台に活躍するガラス作家淺原千代治さんによるギャラリートークを行う。ギャラリートークの開催時間は、両日ともに13時~14時。
山崎さんは「今回、有名な工房やまだ名前があまり知られていない工房など14社が参加するが、工房により制作される作品の特徴は全く異なる。違った角度で製品を見てもらうことで『こんなガラスもあるんだ』と再認識してもらえるのでは」と話している。
開催時間は10時~20時30分(最終日は17時閉場)。入場無料。10月1日まで。