なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)7階のパークスホールで8月7日・8日、「パークスプラネタリウム」が催された。
パークスホール内に高さ約3メートルのエアドームを設営し、その中でプラネタリウムを投影した同企画。2007年に開催した1回目が好評だったため、今年も「夏休みの時期に、親子連れのイベントとして」企画された。1日10回(各回定員15人)の上映し、2日間20回とも満席になった。
エアドーム内では220万個の星を映し出すことができる機械を使用。北極星や天の川、夏の有名な星座「白鳥座」「蠍座」さらには織姫・彦星を含む「夏の大三角形」などを投影し、参加者の目を楽しませた。8月13日前後にピークを迎える「ペルセウス座流星群」や、金星・火星・土星が接近する現象なども紹介し、「この夏は夜空を見上げて星を楽しんでほしい」と呼びかけた。
運営を担当するエーティエムケー(東京都渋谷区)のプラネタリウムプランナー・河合準子さんは「いつも子ども向けの企画として運営することが多いが、なんばパークスでは20代・30代の大人の方にも多く鑑賞していただくことができた。こうしたイベントを通じて星空に慣れ親しんでもらえれば」と話す。
なんばパークスを運営する南海都市創造の松本新さんは「パークスのメーンターゲット層に足を運んでいただくことができ、パークス全体の集客にも寄与でき手応えを感じている。今後もどんどんこういった取り組みを行っていきたい」とも。