ユニクロは10月1日、国内では初めてとなるグローバル旗艦店「ユニクロ心斎橋店」(大阪市中央区心斎橋筋1)を開業した。
開業に先駆けて行われたオープニングセレモニーでは、同社の柳井正社長や元阪神タイガースの赤星憲広さんらが参加してテープカットを行った。柳井社長は「日本だけでなく世界のお客さまに親しまれる旗艦店にしたい」、ヒートテックを愛用しているという赤星さんは「大阪にはたくさんのシンボルがあるが、ユニクロが心斎橋店のシンボルになることを願っている」と、それぞれあいさつした。
オープン1時間前に100人ほどだった行列は、オープンを前に1,000人を超えたため、予定時刻を5分早め9時55分に開業した。買い物客はオープン記念商品の「メリノカシミヤセーター」(1,480円)や各種Tシャツ(690円)、ヒートテック商品などを中心に買い物を楽しんだ。
同店は心斎橋筋商店街の北端に位置し、「ZARA 大阪心斎橋店」が入居する商業ビル「ラ・ポルト心斎橋」(心斎橋筋1)の南隣。昨年11月に開業した大丸心斎橋店・北館や、今年2月にオープンしたカジュアル衣料複合店「コレクトポイント心斎橋店」(同)などにも近い。
同店開業に伴い、約350メートル南にあった旧「ユニクロ心斎橋店」(心斎橋筋2)は8月22日で閉店し、同社の低価格カジュアルブランド「g.u.(ジーユー)」の初の旗艦店となる「ジーユー心斎橋店」(心斎橋筋2)として、10月22日にオープンする。
営業時間は11時~21時(10月1日~3日のみ10時オープン)。