大阪・南船場の手紙用品専門店「ウイングド・ウィール心斎橋」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6245-8430)2階のギャラリーで現在、「グリーティングカード」をテーマにしたグラフィックデザイナーの作品展「D+ Greeting Card 2010」が行われている。
同展は、関西を中心とするグラフィックデザイナー8人で構成するデザインチーム「D+(ディープラス)」が主催する初の作品展。日ごろさまざまな企業のデザインなどを手がけるデザイナーが、「グリーティングカード」という共通のテーマで作品を制作した。
出品するのは、カズ・オオモリさん、佐藤浩二さん、鈴木信輔さん、峠田充謙さん、タニオカシゲキさん、西村雄樹さん、樋口寛人さん、増永明子さんの「U40(アンダーフォーティー)を中心とする8人」(増永さん)。デザイン会社でディレクターを務める坊雅和さんが「監督」としてかかわる。
会場には、各デザイナーが作ったグリーティングカード約40点とともに、それぞれの世界観を表現するポスターも展示する。自らも作品を出展する増永さんは「30代を中心とするこの年代から、スターとなるグラフィックデザイナーを出していきたい」と抱負を話す。
開廊時間は11時~20時(最終日は17時まで)。火曜定休。10月25日まで。