大阪・千日前に、毎週月曜日だけ現役大学生が店長を務める居酒屋「つどい処 なばちゃん」(大阪市中央区千日前1、TEL 090-7115-0241)があり、11月22日で店長就任から1年を迎える。
同店は、和歌山県出身で、うどん店出身の店主、那波輝一さんが4年前にオープンしたもので、7坪の店内にカウンターのみの8席を設ける。那波さんの地元、南紀勝浦から直送される「漁師が作る干物」が看板メニュー。1年前に、同店の常連客で、大阪工業大学で技術マネジメントについて学ぶ大学4年生の武秀和さんが、定休日だった月曜日に店を借りて営業をスタートした。
那波さんから料理の手ほどきを受けた武さんは、同店の通常メニューのほか、オリジナルメニューも提供する。「ネタは毎日、黒門市場で仕入れている」という武さんは「学校で学ぶことと社会で働くことの違いを感じる。学校の勉強にも役立つ」と話す。普段は30~60代の客が多いが、武さんが店に立つ月曜は20代の客が多い。
同店4周年と、武さんの月曜店長就任1周年を記念し特別メニューを提供する。11月18日~20日は、造り盛り合わせ、天ぷら盛り合わせなど3点をセットにした「なばちゃんセット」(1,500円)を、22日は造り三種盛り、鳥肝煮、マカロニサラダをセットにした「たけちゃんセット」(1,000円)を、それぞれ提供する。
営業時間は、平日=18時~翌4時。土曜=14時~翌4時、日曜=12時~翌3時。木曜定休。