なんばパークス（大阪市浪速区難波中2）の屋上にある貸し農園「アーバンファーム」が現在、2011年度会員の募集している。

　なんばパークスの開業と同時に9階の「パークスガーデン」にオープンした同農園。2坪を1区画とし、20区画を年単位で一般に貸し出している。除草や草取りなど日常の手入れを管理人が代行するほか、常駐スタッフによる技術指導が受けられることで人気を博している。仕事帰りなどにも利用できるよう、更衣室やシャワーも完備する。

　なんばパークスを担当する南海電鉄難波・SC本部の松本新さんは「親子連れや年配の夫婦など幅広い方に利用していただいている。土日には家族や孫を連れて来られる方もいる。初心者や、忙しくて毎日は来られないという方でも安心して菜園の体験ができ、映画を見て、ショッピングをして、農業をして、ご飯を食べて帰るというなんばパークスならではの楽しみ方ができる」と話す。

　今回の募集で8回目となり、毎回、定員の6～10倍が応募する。ホームページまたは郵送で応募を受け付けており、応募者多数の場合は抽選となる。申し込みは1月31日まで。年間利用料金は、1区画あたり5万400円。

　応募を検討している人を対象に、1月16日に見学会を行う。14時～。電話による事前申し込み（パークスガーデン事務局＝TEL 06-6647-0092）が必要で、定員は先着30人。