道頓堀川の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で1月30日、巻きずし丸かぶりコンテストが行われ、ミス商店街や女子大生が巻きずしを食べるスピードを競った。
大阪海苔協同組合(大阪市北区)が主催する「海苔チャリティーセール」の一環で毎年行われている同イベント。セールでは毎年新たに収穫したノリを市価の約半値で販売。その売上金の一部を車椅子の購入に充て、寄付している。
丸かぶりコンテストは1チーム3人で挑む。今回参加したのは大手前大学、関西学院大学、立命館大学、武庫川女子大学の4大学6チームと、戎橋筋・宗右衛門町・道頓堀のミス商店街チームの計21人。各チーム1人1本ずつ計3本を順番に、恵方である南南東に向かって丸かぶりし、先に完食した順位で優勝を決定する。使用する巻きずしは今回のコンテスト用に、食べやすい具材を使った細いものを使用する。
チーム内や沿道の観客からの声援が飛ぶ中、21人の女性が巻きずしを懸命にほお張った。最終的には昨年優勝者の立命館大学の3人が一番に食べ終え、連覇を達成。昨年の記録、8分30秒を大きく上回る8分1秒の記録を打ち立てた3人に、観客から大きな拍手が送られた。昨年の賞金は「3人で買い物や旅行に使った」という3人は、今回の賞金の使い道について「3人でおいしいものを食べに行きます」と話した。2位は武庫川女子大学Aチーム。ミス商店街の3人は3位にランクインした。