高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)7階催事場で現在、福井県の食品や産品などを販売する「第7回 越前・若狭の味と技紀行」が行われている。同展は、同店が全館グランドオープンして初めての物産展となる。
「サバエ・シティーホテル」(福井県鯖江市)の「ふくいポークのハムカツサンド」(840円)は、福井の豚肉を使用したポークカツに自家製ケチャップソースをからめ、天然酵母のカンパーニュで挟んだサンドイッチ。12日を除き、同ホテルの総料理長である藤井さん自ら調理を実演する。
「ミート&デリカささき」(鯖江市)の「サバエドッグ」(251円)は、米飯を豚バラ肉でくるみ、棒に巻き付けて揚げたスティックタイプのソースカツ丼。鯖江市のB級グルメとして注目を集めており、同店では1日50本が売れるという。歩きながら食べることを想定しており、紙コップに入れたソースを付けて食べる。
「エスポワール」(越前市)の「ティラミスサンド」(1,365円)は、コシヒカリの米粉で焼き上げたケーキ。柔らかく仕上げた生地にティラミスクリームとラズベリーソースをサンドした。そのほか、羽田空港の「空弁」で2008年から3年連続1位を獲得した「焼き鯖すし」(1,050円)、福井名産のサツマイモ「富津金時」を焼き芋にしてからアイスにした「とみつ金時の焼き芋アイス」(365円)の販売や、越前そば、ソースカツ丼のイートインなども。
福井県観光営業部観光振興課の小嶌義広さんと山岸千恵さんは「越前ガニなど福井の商品を知ってもらって、最終的には福井に観光に来てほしい。なんばから福井市内まで電車で2時間ちょっとと意外に近い」と話す。会場には、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に登場する浅井三姉妹をモデルにしたゆるキャラ「戦国ふくい宣伝隊」も登場し盛り上げる。
開催時間は10時~20時30分(最終日は17時まで)。3月14日まで。