心斎橋のクラブ「COMPUFUNK RECORDS BACKROOM(コンピュファンク・レコード・バックルーム)」(大阪市西区北堀江1、TEL 06-6536-0065)で3月19日、復興支援イベント「CODA Earthquake Benefit Gig」が行われる。主催は、大阪を拠点に2007年からエレクトロニック音楽のイベント「CODA」を開催しているDJら8人。
同イベントは、「音楽とアートのコラボ」をテーマに約2カ月前から準備を進めてきたもの。多くの犠牲者を出した東日本大震災の発生を受け、急きょテーマを復興支援イベントに変更。当日の売り上げ全額を義援金に充てることを決めた。寄付先は日本赤十字社ほか、被災地の動物を保護する団体などを予定。詳細については後日ホームページで報告する。
当日は、CODAのレギュラーDJやゲストが交代で登場するほか、VJ HeadfulさんによるLEDプロジェクション、アーティスト・イン・レジデンス(アーティストを一定期間ギャラリーに招待し、滞在中の創作活動を支援する制度)を利用して奈良のギャラリー「Studio HeadSpace」(奈良市)に滞在中のイギリス人アーティスト、マーク・ゴスさんのボディ・ペインティングなどが行われる。
イギリス、オーストラリア、カナダ、日本出身のDJとVJで構成されるCODAのメンバー。メンバーの1人でDJのドン・パンさんは「出身地は違っても、みんな日本を思う気持ちは同じ。今回の一連の惨事にとても心を痛めている。住民の1人として、日本のために私たちができることを形にしたかった」と話す。「このイベントを通して、大阪から被災地に向けて前向きなエネルギーを届けることができれば」とも。
開催時間は22時~翌5時。入場料は1,500円(1ドリンク付き)。