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家具店で「千羽CC計画」-小さな椅子を手作りし販売、震災の義援金に

「ちっちゃいチェア(CC)」の製作の様子

「ちっちゃいチェア(CC)」の製作の様子

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 家具の製造販売を行う「ルーツ ファクトリー」(大阪市浪速区木津川1、TEL 06-6567-1516)は3月16日、東日本大震災の被災者への義援金を集めるプロジェクト「千羽CC計画」をスタートした。

代表の阪井信明さん

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 同プロジェクトは、もともとショップカードを置くなど、販促用として製作していた約5センチの椅子の模型「ちっちゃいチェア(CC)」を、一般の希望者と一緒に手作りし、1つ500円で販売するというもの。これまで店頭やイベント会場などで販売し、数日で60個(3万円分)が売れたという。売り上げ金は全額を、日本赤十字社に寄付する。

 プロジェクトのきっかけについて、代表の阪井信明さんは「同じ日本に住む人間として、また大地震という辛い経験をした関西の人間として、被災された方に少しでもお力になれることがあればと思い、義援金を集めるプロジェクトを立ち上げた」と話す。10時~19時の営業時間中は随時、製作希望者を受け付けており、これまで数十人が手作りした。「千羽鶴のように、1つ1つ願いを込めて作ってほしい」と阪井さん。

 「千羽CC計画」の名前の通り、販売目標は1,000個以上を目指す。

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