なんさん通り商店会(大阪市中央区難波千日前)で6月3日から、商店街周辺の飲食店13店舗が参加し、コンテスト形式でランチメニューを競う「なんさんランチコンテスト」が開かれる。
同商店会は、なんば高島屋の東側、難波から日本橋3丁目までのL字形の通りにある商店街で、設立は1950(昭和25)年。「難波駅から、日本橋の電気街や黒門市場に行く人の通り道になっており、商店街が目的地にはなっていない」(同商店会の木本昌太朗さん)ことから、昨年の60周年を機に、商店街の認知を高める取り組みをスタートした。
ランチコンテストは、7月3日の「なんさんの日」に向けて行うさまざまなイベントの目玉企画として行うもの。もともと家具や家電など物販が中心の商店街だったが、物販店が撤退した跡地に飲食店が出店することが増え、約100店の加盟店舗のうち16店が飲食店になったことから企画した。
コンテストには、うどん店、カレー店、しゃぶしゃぶ専門店など、同商店会の加盟店のほか、近隣店舗も含め13店舗が参加、自慢のランチメニューを決め、来店客に食べてもらい、「グランプリ賞」「アイデア賞」などを投票してもらう仕組み。ランチメニューは、通常メニューとして提供しているもののほか、コンテストのための特別ランチメニューを提供する店もある。
参加各店などには、ランチコンテスト参加店舗や「なんさんの日」に向けて行うイベントを紹介するポケットサイズの「イベントマップ」を設置。ランチメニューの食べ歩きや、イベントへの参加を促進する。マップに掲載した二次元バーコードを携帯電話で読み取ることで、ホームページ上で各店の紹介を見ることもできる。
ランチコンテストの投票受け付けは6月28日まで。表彰式は7月3日16時30分~、「caffe&dining bar アエローソ」(浪速区難波中2)で行われる。