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堀江で1日限りのアート&ミュージックフェス-530人が参加

「出会った人々」をモチーフにユニークな「モンスター人形」を制作する、ジョナサン・エドワードさん(右)と「フェルトミストレス」ことルイーズ・エバンさん(左)

「出会った人々」をモチーフにユニークな「モンスター人形」を制作する、ジョナサン・エドワードさん(右)と「フェルトミストレス」ことルイーズ・エバンさん(左)

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 北堀江のカフェバー「Cafe ABSINTHE(カフェ・アブサン)」(大阪市西区北堀江1、TEL 06-6534-6635)で6月4日、1日限りの「アート&ミュージックフェスティバル」が行われ、約530人が詰め掛けた。

口中のアルコールを使って駒を動かす「インタラクティブゲーム」

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 奈良のギャラリー「HeadSpace Studio」(奈良市)が主催する同イベントは、今年で2回目。昨年4月の初回イベントには45組のアーティストが参加し、500人以上が詰め掛けた。「昨年のイベントへの反響が大きく、『次の開催はいつ?』という問い合わせをたくさんもらった」と話すのは、同ギャラリー代表のジェイミー・グッドイナフさん。

 「関西にはアーティスト同士が交流したり、コラボレーションできる場所、アーティストが無料で参加できるイベントや展覧会が本当に少ない。そうした機会を自分たちで作り、少しでもアーティストの活動を支援していけたら」とグッドイナフさん。1日に大勢のアーティストが参加する同イベントは、「人と人、人とアート、人と音楽、音楽とアートなどがぶつかり合うことで垣根が取り払われ、予想もしなかった面白い何かが生まれる場所」を目指しているという。

 同イベントには、メーンアーティストのジョナサン・エドワードさん、「フェルトミストレス」ことルイーズ・エバンさんなど、70組の国内外アーティストが参加した。ユニークな「モンスター人形」を制作する2人にちなみテーマを「モンスター」とし、6時間にわたって3つの会場を使い、展示やライブペインティング、口中のアルコールを使って駒を動かすインタラクティブゲーム、コメディーショー、ダンスパフォーマンスなどを繰り広げた。会場内のショップではTシャツや「モンスター人形」を手軽に作ることができるキットなどを販売したほか、東日本大震災の被災者への義援金を集めるためのチャリティーオークションも開催した。

 千日前のギャラリー「Galaxy Gallery(ギャラクシー・ギャラリー)」(中央区)との協賛で行われた同イベント。同ギャラリーを運営する「Cosmic Lab」のCOLOさんは、昨年もVJとして参加した。「HeadSpaceとCafe ABSINTHEは、どちらも関西のアートコミュニティーの軸になっている所。(日本人も外国人も楽しめる)インターナショナルな雰囲気のイベントで面白い。これからも何らかの形で面白いことを一緒にやっていけたら」と話す。

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