道頓堀の太左衛門橋近くにある串焼き店「九志焼亭(くしやきてい)」(大阪市中央区宗右衛門町、TEL 06-6213-8540)で現在、東北地方の蔵元を支援するチャリティー企画「WE ASSIST」が行われている。
震災で落ち込んだ東北地方の地酒の消費を盛り上げ、復興支援につなげようと、同店を経営する大和串プランニング(同)社長の多々納大展さんが企画した。「WE ASSIST」の文字と、日本酒の瓶が描かれたカラフルなTシャツを1着1,000円で販売、そのTシャツを着て来店した客に、来店の度に、岩田・宮城・福島の地酒15種類のうち1種類(100ミリリットル)を無料で「義援酒」として提供する。
同店では以前から全国各地の地酒を取り扱っていたが、「震災後、いくつかの蔵元が被災したことを知り、大阪で何かできることをしたいと思った」(多々納さん)ことから、入手できた地酒を積極的に消費し、蔵元を支援することを思い付いた。
同店では、コース料理を注文した客に限り東北の地酒が何杯でも飲み放題になる「東北支援飲み放題コース」(1,500円)も提供する。同コースにも「WE ASSIST」Tシャツが付くため、次回以降の来店時にも、来店の度に義援酒1杯が無料になる。
営業時間は17時~24時。同企画の実施は12月末まで。