道頓堀周辺で8月31日、小学生の社会見学企画「OSAKAはっけん隊・サマーツアーズ」が行われ、子どもたちが駅や道頓堀の施設、道頓堀川などを見学した。

コナモンミュージアムでたこ焼きについて勉強した

　大阪市交通局が主催する同企画。関西の小学生が、大阪市営交通の各事業所や駅、駅周辺の社会見学を通じて発見したことをホームページなどを通じて発信する。

　「OSAKAはっけん隊」の活動は、8月7日の森之宮検車場の見学イベントに130人が参加してスタート、今回行われた「サマーツアーズ」は夏休み期間の8月22日～31日の平日8日間にわたり実施。16コースに160人が参加した。

　31日に行われた「はっけん隊Bチーム」による社会見学は、11人の子どもたちが東吹田検車場を見学した後、日本橋駅で路線図や券売機、エレベーターの仕組みなどについて、「大阪の地下鉄は何路線ある？」「自動改札で切符を裏向きに入れるとどうなる？」などのクイズ形式で学んだ後、道頓堀に移動した。

　道頓堀では、「コナモンミュージアム」（大阪市中央区道頓堀1）でたこ焼きを食べながら、たこ焼きの歴史について学んだほか、道頓堀川遊覧船「とんぼりリバークルーズ」に乗船、20分間のクルーズ中に道頓堀川の由来や橋の説明、「グリコ看板の大きさは25メートルプールと同じぐらい」などと説明を受け、社会見学を終えた。

　「OSAKAはっけん隊」のホームページでは今後、サマーツアーズの模様を撮影した動画の公開を予定する。現在、9月25日に開催する「バスまつり」の隊員（20人）も募集している。