アメリカ村の書店「スタンダードブックストア」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6484-2239)地下1階のカフェで9月13日、「これからのコミュニティづくり」をテーマにしたトークイベントが行われる。
今月12日~19日に開催される大阪市主催のデザインイベント「御堂筋デザインストリート2011」の一環として企画された同イベント。出演者にセレクトショップ「D&DEPARTMENT」やトラベルガイドブック「d design travel」を手がけるディアンドデパートメント(東京都世田谷区)代表のナガオカケンメイさん、中之島の自社ビルを拠点に、家具や雑貨の企画・制作・販売など暮らしに関連したさまざまなものづくりに取り組むデザイン集団「graf」(北区)代表の服部滋樹さん、「本屋ですが、ベストセラーはおいてません。」をモットーに掲げる同書店代表の中川和彦さんを迎え、それぞれの視点からコミュニティについて語り合う。
「地元の人の協力を得ながら運営する『コミュニティストア』を全国各地に展開するナガオカさんも、活動を通して大阪を繋げていこうとされている服部さんも、街の人が集うコミュニケーションの場を作りたいと思って本屋を続けている僕も、観客のみなさんも、それぞれコミュニティに対して違う考えを持っていると思う」と中川さん。「普段何気なく口にしている『コミュニティ』って何やろう?何のためにあるんやろう?…そういったことをみんなで話しながら明らかにできたら」と話す。
トーク終了後には、「d design travel 栃木号」(9月5日発売予定)の発売を記念して、ナガオカさんのサイン会も行われる。
19時30分開始予定。参加費は700円(1ドリンク付き)。店頭・電話・メール(info@standardbookstore.com)のいずれかで予約を受け付けている。チケット購入時に入場整理券を配布する(先着順)。