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大丸心斎橋店で「大北海道市」-北海道在住名物バイヤーが手掛ける最後の企画

会場の様子

会場の様子

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 大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6271-1231)本館7階催場で9月14日、北海道の海産物やスイーツやなどを販売する物産展「秋の大北海道市」が始まった。

ヒレ肉に包まれたカレーライスが入った「カツカレー棒」

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 大丸札幌店に籍を置き、北海道の農産物、海産物、スイーツなどを探し求める神戸出身の名物バイヤー、本田大助さんがえりすぐった商品を販売する同展。北海道に移住して6年半になる本田さんは、しばしばテレビに登場するなど同展の顔として知られているが、今回で担当を外れることになり、本田さんが手掛ける最後の北海道物産展となる。

 同店では毎年春と秋の2回、定期的に「北海道市」を開催しており、物産展の中では最も人気が高い。しかし今年3月16日から予定していた春の「北海道市」については、東日本大震災の影響で物流がストップし、急きょ開催が中止となったため、久々の開催となった。

 今年は、さまざまなコラボレーションによる独自商品が出展し、人気を博している。北海道千歳高等学校のビジネス・スタディー・クラブ(BSC)がブランド開発を手掛けた豚肉「駒里金豚(くりきんとん)」と、食品生産・加工メーカー「農研百姓塾」(苫小牧市)がコラボした「駒里金豚のまる焼」(200グラム=1,050円)や、各種ベリーを生産する「ベリーベリーファーム上田」(余市郡)のブルーベリーをトッピングした札幌の「菓子工房 つぼあん」の「チーズケーキ」(1,260円)などが話題に。

 イートイン店「うしお亭」では、仮死状態にしたまま鮮度の高いイカを輸送する技術を開発した札幌の「カネシメ高橋水産」の「活〆するめいか」(1杯=840円)を使った、「まるごと一杯いかそうめん」(1,890円)、「いかづくし創作にぎり」(1,575円)を提供する。

 そのほか北海道土産として人気の高いポテトファームの菓子「じゃがポックル」(1箱=840円、各日限定1000個)が道外初出店(9月20日まで)するほか、フライの中にヒレ肉に包まれたカレーライスが入った、札幌の「とんかつ玉藤」の「カツカレー棒」(450円)も初出店。

 営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月26日まで。

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