高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)で現在、創業180周年を記念した特別企画「タカシマヤ 日本のカタチ」が行われている。
だしの少ない関東風と、だしの多い関西風の2タイプある「玉子焼き鍋」
高島屋は1831年、京都で小さな古着木綿商「たかしまや」として創業。180周年の今年、同社ではさまざまな催しを行っている。同店で行われている「タカシマヤ 日本のカタチ」は、「日本が世界に誇れる『美しいカタチ』を見直そう」と、日本各地で製造・製作された伝統工芸品、雑貨、洋服などを各売り場で展開するもの。
3階ローズパティオ横の特設会場では、9人のデザイナーが手掛けた9つのアパレルブランドの商品を販売する「ノアストア」が期間限定で全国初出店する。昨年末に行われた愛知県・尾州の毛織物産地ツアーで知り合ったデザイナーが意気投合し、「ノアの箱舟のようにさまざまなブランドを一緒に持っていく」(エーディグリーファーレンハイトのデザイナー・天津憂さん)コンセプトで、レディスアパレルを中心に販売、尾州のウールを使った商品も用意する。出店は今月20日まで。
6階リビングフロアでは、日本の伝統工芸品を販売する。明治から銅器を作り続ける中村銅器の「卵焼き鍋」(西型=7,035円、東型=7,140円)は、だしの少ない関東風と、だしの多い関西風の2タイプを用意。東北復興支援企画として、東北の南部鉄器も数多くそろえる。併せて、各フロアで同企画に連動した商品を販売する。
営業時間は10時~20時。10月4日まで。