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アートコーディネーターを目指す「アートのつなぎ手」講座-新町の細野ビルで

10月22日に行われた1回目のアートマネジメント講座の様子

10月22日に行われた1回目のアートマネジメント講座の様子

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 芸術創造活動支援事業実行委員会(大阪市北区)は11月12日、細野ビルヂング(西区新町4)で、初心者向きアートマネジメント講座「アートのつなぎ手講座 たのしいパフォーマンス&フィールドワーク実践演習」を開く。

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 企画したのは、近代建築・登録有形文化財の有効活用に関するコンサルティングや学習会、アートプロジェクトのコーディネートなどの活動に取り組むNPO法人銀聲舎(ぎんせいしゃ、和歌山県和歌山市)。

 同講座は、日本各地で行われているアートプロジェクトを支える「コーディネーター」にスポットを当て、コーディネーターになるために必要な知識や技能を学ぶ4回シリーズの2回目。コーディネーターとして必要な「感受性」をテーマに、11月12日に細野ビルヂングで座学を、13日には空堀(からほり)かいわいでフィールドワークを行う。

 座学は、音楽プロデューサー・北夙川不可止(きたしゅくがわふかし)さんがバロック音楽の演奏を行い、コンサートの進行方法について学ぶ。「例えば、何分前に集合して、リハーサルや着替えにはどのぐらいの時間を取るのか、司会進行としてどんなうんちくを垂れればいいのか、講師にいつ謝金を渡すかなど、かなり具体的なことまで教える」と同NPOの松尾寛さん。フィールドワークでは、NPO法人J-heritageの前畑温子さんが講師となり「地域資源の探し方」を学ぶ。

 松尾さんは「アートはわけのわからないものではなく、人々の心を豊かにするためのさまざまな表現。今回の講座では『実践』を基本としており、一般的なアート講座と比較すると異色なものだが、逆にアートについて何も知らなくても十分に楽しめる」と話す。

 開催時間は両日共13時30分~16時30分。参加費は500円。定員は20人で、事前申し込みが必要。詳細はホームページで確認できる。

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