百貨店の上期決算出そろう-広域なんば圏の各店売り上げは?

高島屋大阪店の上期売上高は前年同期比4.2%増

高島屋大阪店の上期売上高は前年同期比4.2%増

  • 0

  •  

 大手百貨店の2012年2月期の上期決算が出そろった。広域なんば圏に旗艦店を持つ高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)と大丸心斎橋店(心斎橋筋1)の業績も発表された。

業績好調なタカシマヤメンズではこの冬「ウォームビズ」を提案

[広告]

 今年3月に全館グランドオープンした高島屋大阪店の3~8月期の売上高は、前年同期比4.2%増の577億5,900万円となった(和歌山店を含む数値)。紳士服・雑貨が30%増、婦人雑貨が10%増と、グランドオープンにより誕生した西ゾーン2~5階のメンズコーナー「タカシマヤメンズ」の効果が現れた。入店客数も3%増、特に30~40代の新規顧客と、南海沿線以外からの顧客の取り込みが奏功した。

 下期は、30~40代に向けた販促策の強化、新規の月刊タブロイド媒体の発行、180周年商材を利用した外商顧客の来店促進などを施策として掲げ、通期では前年比6.1%増の1,219億4,300万円の売り上げを見込む。

 大丸心斎橋店の3~8月期売上高は、前年同期比4.9%減の403億5,600万円となった。入店客数は10.2%減となり、通期では前年比4.9%減の840億4,000万円の売り上げを見込む。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース