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アメリカ村で「お仕事コンパ」-カルチャー誌の新刊刊行記念で

仕事や働き方がテーマのローカル・カルチャーマガジン「IN/SECTS」第4号

仕事や働き方がテーマのローカル・カルチャーマガジン「IN/SECTS」第4号

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 アメリカ村の書店「スタンダードブックストア」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6484-2239)地下1階のカフェで11月22日、ローカル・カルチャーマガジン「IN/SECTS(インセクツ)」(青幻舎)第4号の刊行を記念したトークイベント「“真剣に30代” お仕事コンパ!名刺持参でね。」が開催される。

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 編集プロダクションの「LLCインセクツ」(中央区)が2010年5月に創刊した、谷町六丁目発のカルチャー誌。「生駒が面白い」「クロスカルチャー2011」など、独自の切り口で面白い人、場所、ものを紹介する充実した特集のほか、誌面上に広告がほとんど見当たらない雑誌の作り方にも注目が集まっている。

 今年10月31日に刊行した第4号は、仕事や働き方がテーマ。特集「もうかりまっか? ~私たちの働き方2011~」では、芸人の友近さんからコミュニティデザイナーの山崎亮さん、アーティスト集団の「Chim↑Pom(チンポム)」まで、職種も活動内容もさまざまな15組へのインタビューなどを通して仕事に対する十人十色のアプローチを紹介している。

 イベントにはインセクツ編集長の松村貴樹さんが出演。約2時間半にわたって、トークショー、一問一答、名刺交換会が繰り広げられる。第1部「インセクツという仕事」は、松村さん自ら同誌を始めた経緯や方法を語るトークショー。第2部「みんなの仕事」は、質問票に書かれた参加者からの質問に松村さんが答える一問一答のコーナー。同書店代表の中川和彦さんは「雑誌の編集者だけでなく、クリエーティブな仕事をしたい人にとって、直接話が聞ける絶好の機会になるのでは」と期待を寄せる。

 最後の部「お仕事コンパ」は「クリエイティブ業は横のつながりが大事」として、名刺交換会を実施。「その人と分かるようなものであれば手作りでも構わないので、たくさん名刺を持って来てほしい」と中川さん。

 松村さんについて中川さんは「自分たちのやりたいことを実現するために広告なしで雑誌を作ったりと、熱いものを持った元気な男というのは間違いない。人と違うことをする、何かを自分で始めるというのは勇気がいること。やった人にしかわからないことがあると思うので、参加者にも生の声を聞いて何かを感じてもらえたら」と話す。今回は「できるだけ多くの人、特に若い人に参加してもらいたい」という思いから、当初予定していた参加費1,000円を500円に変更した。「イベントをユーストリームで配信することもあるが、直接会って話を聞くことの大切さをきちんと伝えていきたい。出演者の目の輝きだったり、息づかいの聞こえる距離でしか感じられないこともあると思う」とも。

 開催時間は19時30分~22時。参加費は500円(1ドリンク付き)。要予約。店頭・電話・メールのいずれかで予約を受け付けている。

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