千日前の皿割り専門店「Piat Thor(ピアットトーラー)」(大阪市中央区難波千日前、TEL 06-7501-7092)は12月5日から、期間限定で「つぼ割り」を提供する。
「銀漢青雲(ぎんかんせいうん)」(同)が5月、「ストレス発散、うっぷん晴らしの場の提供」をコンセプトに出店した同店。不良品のため廃棄予定の皿や、埋め立てた時に土に返る「エコ皿」を使った「皿割り」を提供するほか、8月からソフトエアガンによるガラスの「的割り」の提供も始めた。
「皿割り」「的割り」ともに1坪ほどの広さの専用ブースに入り、手袋や顔面防具、ウエアを着用して行う。「皿割り」は壁につるされたブロックに皿を投げつけて割るほか、「的割り」は任意の距離から壁につるされた複数のガラス片に向けてソフトエアガンを撃つ。ソフトエアガンのみ年齢制限があり、エアガン=13歳以上、ガス銃=18歳以上が利用可能。30坪の店内に皿割りブース=6部屋、的割りブース=3部屋を設ける。
利用料金は、皿割りが40枚=3,150円(会員)・3,570円(非会員)など、的割りがエアガン(的4枚付き)=800円(会員)・1,000円(非会員)、ガス銃(的6枚付き)=1,300円(会員)・1,500円(非会員)など。皿割りと的割りのセットメニューも用意。客単価は3,000円前後。
来店客から「つぼを割ってみたい」という声があったことから、製造過程で不良品となったつぼを仕入れ、期間限定で「つぼ割り」を提供。「ハンマーで割る」「ゴルフボールを投げつける」「壁にたたきつける」の3種類から選択して割る。1月10日までの限定提供だが、用意したつぼ30個がなくなり次第終了する。料金は1,300円~で、つぼの大きさにより異なる(1グループつぼ1個まで)。
来店客は女性グループが多く、食事前の18時ごろ、食事後の22時ごろの来店が多いという。野網秀章社長は「うさがたまっている人、鬱々(うつうつ)している人に来てほしい。つぼ割りは、力が有り余っている人などに思いっきり投げてほしい」と話す。
営業時間は14時~23時15分。