なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)館内一帯で12月1日より、米国で誕生した黒猫のキャラクター「フィリックス」のPRイベントが始まった。
「フィリックス」は1923年、アメリカで銀幕に登場して以来、世界中で活躍する黒猫のキャラクター。同イベントは、1959年に日本に上陸した「フィリックス」の50周年を記念して、来年より始まるプロモーションのキックオフイベントとして、キャラクターのライセンシング業務、商品開発・製造を行うディターミンド・プロダクションズ(東京都港区)が開催するもの。
館内各所でフィリックスやガールフレンドなどのキャラクターが写真撮影や握手会、パレードを行うなど、「上陸の当時を知る世代をはじめ、子どもから10代~20代の層にも楽しみながら認知してもらえるような参加型のイベント」(同社の広報担当者)となっている。
土曜・日曜には「フィリックス・ザ・キャット」のアート制作を手がける作家ドン・オリオロさんと中野シロウさんによるサイン会や、ミュージシャンでもあるドンさん率いるバンドが、フィリックスのテーマ曲やクリスマスソングを演奏するミニコンサートを行う。そのほかキャラクターグッズやオリジナルTシャツの販売、チャリティーオークション、フィリックス絵画コンテストなど、さまざまな催しが予定されている。
イベントは12月9日まで。問い合わせはイベント事務局(アナザーワン、TEL 03-5414-3740)。