フードテーマパーク「道頓堀極楽商店街」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6212-5515)では11月17日より、館内各所にクリスマスツリーを展示、観光客らを楽しませている。
同施設は、大阪が最も栄えていた昭和初期をイメージしたレトロな館内に、お好み焼きなどの大阪名物や、伝統芸能が気軽に楽しめるエンターテインメント施設。「大阪のおいしいものや魅力を1カ所に集積した施設」として、修学旅行生や子どもや孫を連れた家族など多くの観光客らが訪れる。
季節感を出すために企画された「クリスマスツリー」は、見るだけではなく「参加型」のイベント。来場者がオーナメントを折り紙で作る「折り紙ツリー」や、七夕のように願いごとを書いて飾り付けた「願いごとツリー」、食品やソースのハケなどのサンプルや来場者が作った「たこ焼き」のオーナメントを飾った「コテコテツリー」など、ユニークなツリーが各所で見られる。そのほか、昔のツリーにこだわった「昭和レトロツリー」や、金色に輝く「ゴージャスツリー」、階段の両脇に並べられた「ミニツリー」と、計100本以上のクリスマスツリーが館内を彩る。
同施設広報担当の金子大吉さんは「『綺麗さ』だけでなく、どれも館内の雰囲気に合った『大阪らしい』ツリーを意識した。お客さんは、積極的に願いごとを書いたり、ツリー前で写真撮影を行うなど楽しんでいる様子。書かれる願いごとは恋愛に関するものが多い」と話している。
館内には個性的で、気軽に声を掛けてくるスタッフが多い。金子さんは「大阪は人情の街。当時の下町の商店街のように、世代を超えた人とのつながりやあたたかさ、安らぎといったものを紹介していければ」とも。
営業時間は11時~23時。