ロイヤルホスト難波御堂筋店(大阪市中央区難波2)で3月9日、新しいモーニングメニューなどの試食会が開かれた。
今回披露されたのは、6日から導入している「モーニングメニュー」と、13日から提供する「ハンバーグフェア『黒×黒ハンバーグ王国』」、「春色デザート」の3つ。試食会ではロイヤルホスト(東京都世田谷区)の店舗企画部・小原忠司さんらが新メニューの魅力や企画経緯などについて話した。
中でもモーニングメニューについては、1年ほど前から構想し、有名ホテルの朝食を食べ比べては試作を繰り返したという。最終的に提供を決めたのが「エッグベネディクト~ロイヤルホスト風~」(546円)、「Royalモーニング」「ブリオッシュのフレンチトースト」(以上420円)の3種。
「エッグベネディクト~ロイヤルホスト風~」は、アメリカなどの海外で人気の同名メニューをアレンジ。イングリッシュ・マフィンの上にポーチドエッグ、ハム、ほうれん草をのせ、オランデーズソースをかけている。「通常は2枚とも同じだが、日本人に朝から卵2個は多いだろう」と1つをコールスローサラダに切り替えた。他の2つも、「Royalモーニング」のスクランブルエッグには生クリームを使い「なめらかな口当たり」を、フレンチトーストにはブリオッシュを厚めにしてサクサク感を、それぞれ出すようこだわったという。
今回のモーニング導入にあたって、一部店舗では営業開始時間を早めた。「ロイヤルホストは今まで力を入れてこなかった分野。この価格でこれほどの朝食を味わうことができるのか、という驚きを提供したい」と意気込む。「地域の交流など、ゆったりとした朝のひと時を味わってほしい」とも。
モーニングメニューは現在、全国のロイヤルホストで提供する(一部店舗を除く。また一部では価格が異なる)。