ラピーヌ（大阪市北区）は4月28日、南船場にレザーブランド「m0851」の関西初となる直営路面店「m0851 南船場店」（大阪市中央区南船場4、TEL 06-6281-8381）をオープンする。

人気の高いバッグ「メッセンジャー」

　カナダ・モントリオールで1987年に創業した「m0851（エム ゼロ エイト ファイブ ワン）」は、レザーバッグを中心としたライフスタイルブランド。イタリア製の3種類の薄いカーフスキンを使用し、軽くて丈夫なのが特長。全ての商品はモントリオールの工場で製造されている。

　「ラピーヌ ブランシュ」「ラピーヌ ルージュ」「ラピーヌ フォーマル」「ピエール カルダン」「ミッシェル クラン ノアール」など、主に50代以上の女性をメーンターゲットとする婦人服ブランドの企画・製造・販売を手がけるラピーヌが、「m0851」の独占販売契約を締結したことから、直営店の出店に乗り出した。

　今年3月に東京・銀座に直営路面店「m0851 銀座店」をオープン、南船場店は国内2店舗目となる。20坪の店内にバッグ、アクセサリー、ウエアを展開する。メーンターゲットは20～30代の男女だが、銀座店は来店客の7割が男性という。バッグやアクセサリーは男女兼用で、カラフルな商品の人気が高い。

　同社の村上一さんは「クールビズなどが浸透、ビジネスマンのカジュアル化により、ビジネスシーンでもトートバッグなどを持ちやすくなった」と話す。今後、直営店をさらに2店舗ほど出店するほか、インターネット販売も始める予定。

　営業時間は11時～20時。水曜定休。