大阪・アメリカ村の「エイベックス・アーティストアカデミー 大阪校」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6213-0909)で4月29日、教員を対象としたストリートダンス(ヒップホップ)の指導者研修会が行われた。
2012年度から全国の中学校でダンスが必修となることから、教員の不安を軽減し、楽しいダンス授業を展開することを目的として行われた同研修会。会場となった同校には、100人を超える教員が参加した。
研修会は、講義30分、実技60分で行なわれ、日本ストリートダンス協会(JSDA)公認のインストラクターが指導した。講義では、ダンスや音楽の歴史のほか、実際にヒップホップの音楽を聴くことで、選曲のポイントなどを解説。実技では、3つのスタジオに分かれ、準備運動や基本的な動作から始まり、徐々に動きをつけていった。
参加した教員たちは、ヒップホップダンスに戸惑いながらも、笑顔で実技を受け、休憩時間には、鏡を見ながら自分の動きを確認する姿も。講義を受けた教員は「基本的なステップがメーンだったので、気軽に受けることができた」「インストラクターが笑顔で丁寧に指導してくれたので楽しかった。この教え方を見習いたい」などと感想を話した。