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心斎橋に都心型老人ホーム「花咲」-利便性と高級感売りに

「花咲 心斎橋」オープニングセレモニーでテープカットを行う嶋野社長ら

「花咲 心斎橋」オープニングセレモニーでテープカットを行う嶋野社長ら

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 大阪・ユニクロ心斎橋店近くに5月16日、都心型老人ホーム「花咲 心斎橋」(大阪市中央区東心斎橋1、TEL 0120-20-9070)がオープンした。

屋上から、心斎橋や難波の都心の風景が見える

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 ライク(八尾市)が運営する老人ホーム「花咲」の4つめの施設。同社は2005年、八尾に「花咲」をオープン。2007年には「花咲 池田21」(池田市)と「花咲 浜寺」(堺市)をそれぞれ開設した。いずれも駅から徒歩圏内の立地が特徴。大阪市内への進出は今回初めて。

 入居対象者は要支援・要介護者。個室のみで定員は155人。親族との面会に利用できる多目的スペースや、普段の食事と同フロアの交流を目的とした食堂スペース、屋上庭園などを備える。

 都心部の景観に合うようこだわった内装・外観も特徴の一つ。高島屋のグループ企業「高島屋スペースクリエイツ」(東京都中央区)が空間設計をプロデュースし、石張りを採用した茶系統で統一感のある施設に仕上げた。車いす、寝たきりにも対応する専用バス付きの浴室や広さのあるエレベーターも備える。居住スペースは約10畳の広さで、広めのトイレと介護ベッド、テレビ、クロゼットなどが付く。

 同社社長の嶋野雅祥さんは「老人ホームといえば郊外のイメージが強いが、花咲は駅から徒歩圏内という利便性と快適さにこだわっている。今回こうした大阪の都心部に施設をオープンすることができ、花咲ならではの強みをさらに出していきたい」と話す。都心にあることのメリットについては「親族が立ち寄りやすい場所として、また従業員も勤めやすい場所として、全員が満足できる環境では」とし、「むしろ高齢者こそ都心に住むべきではないかと考えている。刺激があることで、心身ともに充実したセカンドライフを送れるのでは」とも。

 入居は6月以降。現在入居申し込みを受け付けている。

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