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高島屋大阪店でタンザニア現代アート「ティンガティンガ」展-公開制作も

「ティンガティンガ」150点を展示・販売する

「ティンガティンガ」150点を展示・販売する

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 高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)7階特設会場で5月23日、アフリカン現代アート「ティンガティンガ」の原画展が始まった。

「ティンガティンガ」の公開制作を行うAbbasi mbukaさん

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 同展は、谷町9丁目でティンガティンガ専門のギャラリーを運営するバラカ(中央区)が企画・運営。昨年に引き続き2回目の開催となる。ティンガティンガは、1960年代末にタンザニアのダルエスサラーム郊外で、工事現場で働いていたEdward Saidi Tingatinga(エドワード・サイディ・ティンガティンガ)さんが、大判の板にペンキで描き始めた絵画スタイル。

 現在では、現地の「ティンガティンガ村」と呼ばれる製作工房に105人のアーティストが所属し、動物や鳥、サバンナの風景、人々の暮らしなどをエナメルペンキで色鮮やかに描く、アフリカを代表する現代アートとして知られる。

 同展では、ティンガティンガ村に所属する35人の作品150点を展示・販売する。ティンガティンガさんの没後40年目となる今年は、古参アーティストが1970年代を思い出しながら制作したオールドタイプ作品と、若手実力派アーティストが手掛けた最新スタイル作品を展示する。展示作品は全て販売し、価格は1万2,000円~12万円。

 会場にはアーティストのAbbasi mbuka(ムブカ)さんが来場し、ティンガティンガの公開制作も行う。5月29日までの連日、12時~16時。会場では、東アフリカで女性の衣服やクロスなどとして使われる長方形の綿布「カンガ」(2,625円)、プリント布「キテング」で作ったシャツ(男性用=6,300円、女性用=5,985円)、「手織りストール」(1,575円)など、アフリカに関連した雑貨も販売する。

 営業時間は10時~20時。6月5日まで。

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