大阪・南堀江「オレンジストリート」(立花通り)の入り口4カ所にあるアーチのデザインを募集していた堀江立花通ユニオン(大阪市西区南堀江2)がデザインコンペで大阪教育大学に通う女子学生の作品を採用し、デザインを一新した。
昨年12月に行われた1次審査で、381作品の中から10作品を選出。その後一般を対象に人気投票を行ったほか、実現性を加味し審査を行った。その結果、大阪教育大学教養学科芸術専攻・美術コース4回生の寅屋美萌沙さんが優勝した。
デザインは、「オレンジ」をモチーフに渋いオレンジ色や緑色を使用。堀江には月に1度は訪れるという寅屋さんが「最初はおしゃれで格式の高い街というイメージだったが、親しみやすい街になってほしいという意味を込めてデザインした。落ち着いた大人なイメージの街を表現するため渋めの色を使用したのがポイント」という。
同ユニオンの能口仁宏さんは「デザインを見た瞬間オーラを感じた。堀江の街を分かって描かれたということが分かり、うれしかった」と話す。今後、デザインは販促物にも反映していく予定。