南海電鉄(大阪市中央区難波5)は7月27日、南海・難波駅北側の広場で打ち水を行った。
今年で3回目となる打ち水は、「なんばエコプロジェクト2012」の一環。戎橋筋商店街の「えびたん」や南海電鉄の「ラピートくん」などのキャラクターや、地元企業など計24団体が日頃着用している制服や浴衣姿で参加。「なんばを冷やそう」という掛け声とともに、一斉に打ち水を行った。
地表の温度を測定すると、打ち水をする前は49度だったが、打ち水後は42度まで下がった。南海電鉄不動産営業本部企画部主任の川畑雅史さんは「実際に涼しさを体感してほしい。周辺の企業やミナミ一体でエコや節電に取り組むことが大切」と話す。同広場のほか、この日はほかにも、浪速区役所庁舎周辺や地元の商店街など13カ所で打ち水が行われた。