JR難波駅南側で超高層マンション「なんばセントラルプラザ リバーガーデン」の建設を進めているリバー産業(大阪府岸和田市)は10月19日、同マンションに隣接するJR難波駅前中央広場のリニューアル竣工(しゅんこう)式を開いた。
「緑や自然との共生」をコンセプトに不動産開発を行う同社では、同マンション建設にあたり、目に入る緑の量を増やし、見せたくないものを山や木などで隠す「緑視率」を高める取り組みを推進。同マンションに隣接する同広場の再整備に参画し、全長1.3キロの南北に伸びる広場の北側2237平方メートル部分のリニューアルを終えた。
竣工式には、同社の河啓一社長のほか、広場のガーデニングを監修した庭園デザイナーの石原和幸さん、モザイクのサークルを手掛けた八田雅博さん、地元商店街や町会の会長らが出席した。
冒頭、大阪市中央区南商店会連合会の千田忠司会長は「マンションは3棟立って1000人の住民が増える。人が増えるのはいいこと」とあいさつ。イギリスのチェルシーフラワーショーで日本人として唯一、4回ゴールドメダルを獲得した石原さんのブーケパフォーマンスや、地元の子どもが植樹式を行うなどした。