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心斎橋に100円均一店「ダイソー」新基軸店、一日店長にガチャピン

心斎橋筋北商店街に面した入り口は1階・2階ともガラス張りにした

心斎橋筋北商店街に面した入り口は1階・2階ともガラス張りにした

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 大創産業(広島県東広島市)は12月1日、心斎橋駅近くの心斎橋筋北商店街内に100円ショップ「DAISO心斎橋店」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6253-8540)をオープンする。

白とピンクを基調にしたレジカウンター

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 1972(昭和47)年に移動販売からスタートした同社は、1980年代に全国に拠点を拡大。1990年代に移動販売から固定店舗に軸足を移し、現在、100円ショップを国内に2620店舗、海外28カ国に650店舗を展開する。創業40周年を迎え、今年から本格的に店舗の外装・内装デザインを一新した「新コンセプト店」へのリニューアルを進めており、10月にリニューアルした「つかしん店」(兵庫県尼崎市)は前年対比150%の売り上げを記録したという。

 同店は、昨年まで同じ場所にあった店舗ビルを取り壊し、自社物件として新築したビルの1階~3階の3フロア、300坪に出店する。心斎橋筋北商店街に面した入り口は間口の広さにこだわり、1階・2階をガラス張りにした。店舗ファサード・店内ともにピンクを基調に、壁面に下から照明を当てるなどして高級感を演出する。什器や陳列方法も一新した。

 1階は、女性をターゲットに必要なものを短時間で買い物できるよう、クリスマスなどのシーズン商品をメーンに、コスメ・ヘア用品、靴、菓子・ドリンクなどの食品を展開。2階は、文具、ファッション、ビジネス、小物、手芸、園芸などを展開。3階は、家庭用品を中心に食器・グラス・キッチン用品、清掃・洗濯コーナーを展開する。同チェーンは顧客の7割が女性で、30~40代が5割を占めているが、同店では30~40代の女性比率がさらに高くなると想定する。

 専務の内藤雅義さんは「これまで商品を基点に100円均一というバリューを提供していたが、今後はお客さま基点でバリューを提供する形に変えて行く。(具体的には)ライフスタイルをシーンとしてお買い物していただく」としたうえで、「自社物流網の構築」「最適に商品を供給するシステム」「心地よく買い物していただく店作り」「カラー・デザイン・パッケージ・品質・スペックなど、お客さまに飽きられない商品作り」「店舗研修・現場研修を通じて人を育て続けること」の5点を具体的な方針として挙げる。

 営業時間は10時~21時。オープン前日の11月30日は13時~19時、プレオープン営業を行う。オープン当日の12月1日は一日店長として「ガチャピン」が登場する。

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