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なんばで本持ち寄る「植本祭」―「まちライブラリー@大阪府立大学」始動で

これから寄贈されていく本が並ぶ「まちライブラリー」の一角

これから寄贈されていく本が並ぶ「まちライブラリー」の一角

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 今年4月にオープンする「まちライブラリー@大阪府立大学」(大阪市浪速区敷津東2)のプレオープニングイベント「第1回植本祭」が3月9日に催され、パネリストのトークやグループセッションが行われた。

発起人たちが「まちライブラリー」の趣旨について語った

 「まちライブラリー@大阪府立大学」は、人々が交流し新たな活動を生み出す場をつくることを目的に、今年4月になんばエリアに開設される。これまで大阪や東京で設置されてきた「まち塾ライブラリー」の拠点となるべく、大阪府立大学観光産業戦略研究所との連携で準備が進められてきた。「ゼロ冊からライブラリーをつくる」を合言葉に、多くの人から本の寄贈を募集。空から始まった本棚に人が本を持ち寄り、「本を植えて育てていく」ことから、「植本祭」と名付けられた。

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 「まち塾ライブラリー」推進者で「まちライブラリー@大阪府立大学」の総合プロデューサー磯井純充さんは、「これからのシェアの形として、お互い持ち寄った本とその体験を共有してほしい。今は権威のある人から面白いものを提供されるのではなく、他の人が興味を持ったものをお互いに交換する時代になってきている」と話す。すでに多くの人が本を寄贈したほか、今回の「第1回植本祭」でも参加費をお金でなく「1人本1冊」とするなど、たくさんの本が集まってきているという。磯井さんは「本が集まることが最終目標ではない。集まった本を使い、多くの人が交流し、新しいイベントやアイデアがどんどん生まれる場所になれば」と期待を寄せている。

 プレオープニングイベントでは、最初に磯井さんや大阪府立大学大学院教授の橋爪紳也さんら、同プロジェクトの発起人たちが「まちライブラリー」の趣旨について解説。その後2日間で計48のグループに分かれ、グループセッションを行った。セッションのテーマは、アートや食、映画、観光、旅行などさまざま。多くの人が自身の好きなジャンルの本を持ち寄り、それぞれの話に耳を傾けた。

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