大阪・難波のNMB48劇場(大阪市中央区難波千日前)で7月1日、NMB48・チームNの福本愛菜さんが公演「誰かのために」を最後に卒業した。
2010年10月の結成当時から第1期のメンバーとして2年9カ月にわたって、テレビやラジオなどで幅広く活躍。ファーストシングル「絶滅黒髪少女」から6枚目の「北川謙二」まで選抜メンバー入り。第2回の大阪マラソンでは4時間8分54秒というタイムで完走し注目も集めた。
公演前のあいさつでは「最後まで笑顔で一曲一曲思いを込めて歌いたい」と話しステージに臨み、自身が一番好きな曲「結晶」などを披露。会場は満席で劇場外のファンも、屋外モニターで最後の公演を見守った。卒業後は同メンバーからの花や手紙のプレゼント、ファンの声で支えられ同月2日付けで、よしもとクリエイティブ・エージェンシーのバラエティータレントとして活動を始める意気込みを語った。
福本さんは「自分の夢に向かって進める事を楽しみに思う。これからはバラエティータレントとして気持ちを切り替え、ファンの皆さまの思いを背負ってステージに立ち、早く大きな存在になりたい。ゆくゆくは他の番組でNMB48のメンバーと共演したい」と話す。