大阪市営地下鉄御堂筋線・なんば駅に10月31日にオープンする駅ナカ商業施設「ekimo(エキモ)なんば」が開業前日の30日、報道陣向けに公開された。
4月18日にオープンした天王寺駅の駅ナカ商業施設「ekimo天王寺」に続く、第2弾。南海商事(中央区)と東急不動産(東京都渋谷区)が運営管理を行う。NORTHゾーン(北改札北側)に11店、SOUTHゾーン(中改札~南改札間)に8店の、計19店で構成する。面積は1047平方メートル。入り口に大阪市交通局が公募した笑顔写真を1分ごとに映し出す「ekimo時計」を設置。売り上げ目標は年商19億円。
NORTHゾーンに出店するのは、「ワールドウエディング」(結婚式案内)、「アトリエはるか」(メーキャップ)、「クレバー1953」(カフェ)、「ジンズ」(眼鏡)、「ランキンランキン」(雑貨)、「スイーツボックス」(スイーツ)、「アンスリー」(コンビニエンスストア)、「天牛堺書店」(書店)、「シャンブル ドゥ シャーム コテ」(ファッション)、「しろたんフレンズパーク」(雑貨)、「りそな銀行ATMコーナー」(ATM)。SOUTHゾーンに出店するのは「チュチュアンナ」(靴下)、「ブリックハウス バイ トウキョウシャツ」「アナザー サイド スクエア」「ディスコート プティ」(ファッション)、「アートバーグ」(雑貨)、「ラ シュシュ」(アクセサリー)、「アールテラス」(リペア)、「三井住友銀行ATMコーナー」(ATM)。
関西初出店となる雑貨店「ランキンランキン」は、化粧品・雑貨・日用品・菓子・加工食品・飲料・書籍などのあらゆるランキング上位商品と、これから流行(はや)るとされる注目商品のみを取り扱う「流行発信ショップ」。常時約300種類のカテゴリーで約1000アイテムを販売する。ランキングに応じ常時アイテムを入れ替えるほか、流行や季節に合わせカテゴリーも入れ替える。店頭には、「スキンケア」などで東京と大阪の売れ筋商品の違いが分かるランキングコーナーも設置した。
ランキンランキンを運営する東急レクリエーション(東京都渋谷区)の村上周一朗さんは「ランキンランキンはもともと東急電鉄が駅ナカ業態として開発したもので、来店客の8割が20~30代の女性。ekimoなんばの立地は業態のコンセプトに合っている。今後、関西エリアでも出店をしていきたい」と話す。
営業時間は10時~22時(一部除く、開業日は12時~)。