2007年度までに大阪への外国人旅行者を約200万人とする目標を掲げ、大阪府が進める「VISIT OSAKAキャンペーン」に関連して、大阪・ミナミではさまざまな取り組みが行われている。
心斎橋筋では、英語・中国語・韓国語によるウエルカムメッセージをバナーで掲出するほか、商店街内の放送でも流す。また、戎橋筋、道頓堀、宗右衛門町などの商店街が連携し、中国語表記の店舗紹介マップを商店街内や大阪府内各地のホテル、旅行会社などを通じて旅行者に配布。中国語でミナミを紹介するホームページを開設し、情報発信も行っている。
お好み焼きなどの大阪名物や、伝統芸能が楽しめるエンターテインメント施設「道頓堀極楽商店街」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6212-5515)は2月12日~3月7日、一般の入館料(315円)を無料にする。
これらの取り組みは、例年旧正月を中心とした期間に、中国・韓国・台湾・香港などの各国から多くの旅行者らが訪れることから、今年の旧正月にあたる2月7日前後に集客促進のため実施されているもの。大阪府における外国人旅行者数はアジアからの旅行者をはじめ増加を続け、大阪入国管理局関西空港支局によると、2007年の関空での外国人入国者数は前年比10.5%増となった。
たこ焼きオーナメントで「コテコテツリー」-道頓堀極楽商店街(なんば経済新聞)ミナミのシンボル「戎橋」82年ぶり架け替え完成-記念式典も(なんば経済新聞)心斎橋で「ゆかたモードコンテスト」-124人の中からグランプリ決定(なんば経済新聞)大阪府大阪おいでやすポータル(中国語)